2010年 04月 18日
桜坂 春咲小紅 愛が哀しいから 今日、ひとから話しを聞いて なるほどね と思ったことがありました。 まあ、そんなに力説する話でもないのですが。 砂漠では 鉄はさびない ということです。 鉄は水に弱い。 鉄はしっとりしたものに弱い。 鉄は水にふれると、酸化して、さびに風化する。 風化した結果、さびとなり、さびは鉄の表面からこぼれおち あるいは粉となって風にはこばれ 経年劣化するなかで 鉄はその姿をすべて失う。 鉄は水にふれるとその姿をなくし、自然にかえるのです。 だから、 湿気のない砂漠では鉄はさびることはない。 ですね。砂漠では鉄はさびない。なんか箴言みたいでしょう。 話はとんで、ジャレド ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」がとても面白いらしい。 "恋におちて-Fall in Love-" ジャレド ・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」はここ10年間だったかな あらゆる書評家が面白いと言っていて、 ここ10年間に発刊された書物のなかでも NO1の面白さではないかと言われている。 銃・病原菌・鉄 銃と軍馬―― 16世紀にピサロ率いる168人のスペイン部隊が4万人に守られるインカ皇帝を戦闘の末に捕虜にできたのは、これらのためであった事実は知られている。なぜ、アメリカ先住民は銃という武器を発明できなかったのか?彼らが劣っていたからか?ならば、2つの人種の故郷が反対であったなら、アメリカ大陸からユーラシア大陸への侵攻というかたちになったのだろうか? 僕は未読です。 面白そうでしょう。 銃・病原菌・鉄 という本のタイトルを覚えていたので 鉄は水に弱いのです という話を 今日、聞いたとき ジャレド ・ダイアモンドの本とさかねながら、 なるほどねと思った。 強いものにも弱点はある というか 水は鉄よりさらに強い というか そこんとが面白かったのです。 みずみずしい ということばがありますよね。 しっとりしているということばもある。 矢野顕子さんの歌はしっとりしている。みずみずしい。 湿り気がある。湿り気というのは、鉄を自然にもどしてしまうわけですから 自然のちからを内在している。 水なんだよね。やはり強いものは。 恋におちて-Fall in Love 鉄筋コンクリートは、水に弱い鉄筋をコンクリートで保護しているわけだし 手すりは皮膜を目的にペイントをする。 でも水は虎視眈々と鉄を自然にもどそうとする。 そんなわけで、矢野顕子さんの みずみずしさは ある種の幸福につながるわけです。 水は鉄をものをひとを自然にもどす力があって それはおおきな意味での幸せを内在しいるといえるのではないか。 それが矢野顕子に見出すことのできる幸福です。矢野顕子の幸福論。 そんな感じ。 矢野顕子 ひとつだけ
by kouji_kotani
| 2010-04-18 11:20
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ブログを書き始めてずいぶん経ちます。かき氷の氷をかいて、途中休みを長くとると、氷は溶けて、かき氷の態を成さない。氷水のようなブログです。時々思い出したように、この場所に戻ってくるのは、愛着があるし、このブログを通じて、なにがしかの経験をしたからだと思います。これからも、よろしくお願いします。 by kouji_kotani カレンダー
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