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いいたいことは少しある

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2011年 02月 21日

野次

たとえば
戦争と平和をテーマにした式典
を開催するとします。
どういう式典にするかという企画会議においては
暗黙のうちに、
厳粛に
という
トーンが前提になっていると思うのです。

もちろん、戦争と平和には
厳粛なトーンは
相応しいし
それ自体は間違いではない。

実際の式典の参加者は
まったく自由な立場だから
厳粛なトーンを意図した主催者の思惑など
まったく関係ないわけです。

戦禍から生還された軍人は
懐かしさで
気分が高揚することだってあるわけでしょう。

式典の司会者にむかって

よ〜徳さん!

と屋号を叫ぶみたいなことだってあるわけだ。

式典参加者の野次だってある。

僕は屋号を叫ぶ、または野次を弁護するわけではないのですが

戦争と平和の式典=厳粛なトーン

という
ステレオタイプな考え方は
やめたほうが良いと思うのです。
クリエイトするうえで
世界観またはトーンは
必要だけども
実際の現場は
様々な予期せぬ出来事に満ちていて、それらを全て包括するふところの深さこそ
クリエイトな考えだと思うのです。




たとえばをさらに持ち出せば
会話1を議論している時に会話4を持ち出すと
ばか〜
みたいな空気が出来る。

でも本当は、
会話1も4も8も22もある。
それを包括する好意的な立場こそ

ひとのあるべき姿

なんだと思うのです。

by kouji_kotani | 2011-02-21 07:46 | Comments(0)


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