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いいたいことは少しある

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2011年 10月 08日

沖縄

沖縄にいって来ました。
いま東京に戻ったところです。羽田空港からモノレールにのっています。

昨夜は、ホテルの近くで、みんなで飲んでいました。
沖縄にはいる前日
僕はまったく寝ていなかったので、
ひとつめの飲み会が終わったら
ホテルで寝ようと思っていました。

別のグループの飲み会もあって
行くのを躊躇したものの、
ホテルの近くでの飲み会が終わった午後10時頃
別のグループの飲み会に向かいました。

タクシーで坂道をあがると
夜空のなかライトアップした
首里城が見えました。

首里城の近くの
民家みたいなお店の
中庭にすわって
僕はふたつめの飲み会に参加しました。


忘れられた日本人
という本がありますが
沖縄のあるショップで
僕は写真集を立ち読みしました。
忘れられた日本人という本と
同趣の味わいのある本でした。
沖縄の人びとの顔写真を中心に編んだ写真集で
皮膚の肌触り、シワが
印象に残る写真集でした。
日中に立ち読みした写真集の「残し」をいだきつつ
民家みたいなお店の
中庭にすわって
玉砂利に足裏をおいて
首里城のあかり
国際通りのあかり
沖縄のおとこのひとのおんなのひとの
顔写真を
思い出していました。






弥勒菩薩が沖縄だと
神になってしまうそうなんです。


仏が神になる。

仏壇には仏さまがいません。
戒名のお札とお供え物があるだけなんです。
それが沖縄の仏壇なんだそうです。
仏のいない神のいる土地。
そういう沖縄から、
飛行機で戻って来ました。







この時期は
偏西風が強くなるので
飛行時間に
影響を与える
そんな話をキャビンアテンダントが
こどもを挟んだ夫婦に
説明していました。


偏西風のことなんて
僕はまるっきり考えたことがないけど
偏西風のことを
毎年毎年考えるひとも
いるんだと思いました。


遠い上空を吹く偏西風
遠いむかし弥勒菩薩が神にかわっていった信仰
それに
沖縄の人達の顔写真に刻まれたシワ、
首里城や国際通りの灯り
そういうもろもろがまじりあって
旅情を感じています。


あまりよく知らないひとに合うということは
気力体力を消耗するものですが
ひとりに戻ったときに
消耗も上回る気力を
くれる。

そういう実感をあらためてします。

明日も仕事して月曜日は休む。
そんな感じだっせ。

by kouji_kotani | 2011-10-08 15:06 | Comments(0)


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