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いいたいことは少しある

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2012年 07月 18日

関西

この三連休は、文楽、落語、浄瑠璃、ジョギング、ダイエット、アン・タイラーの小説
みたいな、
バラバラのあれこれが
混在して
途中で、仕事
も混在して
あとは
お昼寝とか
髪をきるとか
アイロンをかけるとか
そういうのも混在して、混在に流れる連休でした。


時うどんと軒づけ
が収録された
枝雀落語大全(33)を
Amazonから取り寄せて
聴きました。

桂枝雀の笑いは本当にすごいと
文楽について綴ってある本読んでいたら、枝雀を絶賛してあったので

聴かなければと思ったのです。

時うどん
はよく知られたお噺だけど
うどんの食べる食べ方とか
ものすごい早口な語り口とか
笑える。
本当に笑える。

笑えるけども
なんか
しっくりこない。


多分、僕は
関西のお笑いの深いところまでいくと
しっくりこないのだと思いました。

42・195キロ走るような濃厚なお笑いは
濃厚で美味しいし
うなる旨さなんだけども
やはり
添え物みたいな
野沢菜漬けみたいな
味が
僕は好きなのかもしれないと思いました。
熱中症のような力業というのかしら。
笑いの強者が君臨する関西において
お笑いは力業のスゴさを抱え込むような気がする。


その点、アン・タイラーは
アメリカの小説家だけども
野沢菜漬けみたいな
小説なんです。

彼女の作品を読むのも
本当にひさしぶりだったのですが
とても面白かった。本当に、とても面白かった。
面白さは
野沢菜漬けみたいな
さくさくとした
ごはんがすすむイトオシさにあるのです。


関東と関西の二分方でモノを考えるのも
どうよ
みたいな気がするのですが
関西の君臨する日本の時代
みたいな流れがあって
関西って何者?
と深堀することは
今の時代に
必要な気がするのです。


アン・タイラーは
アメリカの著名な
ベストセラー作家だけども
関西ではなく
関東である
と思います。



そんなこと考えたりしています。
そんな感じ。

by kouji_kotani | 2012-07-18 22:34 | Comments(0)


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