仲の悪い三兄弟がいた。
父親が亡くなる前に
三兄弟を集めた。
この広大な大地に
生涯暮らせる財宝が
埋めてある。
力合わせて
見つけるがよい。
三兄弟は
当然ながら協調せず
われさきにと
大地を掘り起こす。
何月もたち
以前として財宝は
見つからず
三兄弟のいがみ合いも始まった。
ある日。
ひとつの瓶が
見つかる。
三兄弟は
財宝だと確信する。
瓶からは
一枚の紙がでてきた。
兄弟たちよ。この広大な土地を見るがよい。財宝欲しさに、掘り起こされた土地を。力合わせて、麦を育てるのだ。肥沃な畑からは巨額な富を得ることができるだろう。
END
これは、手塚治虫の短編のプロットです。
小学生のとき読みました。
時々思い出します。
子供ごころに
おもしろいオチだと
思った作品です。
手塚治虫は
とんでもない発想を
するかたで
ヒットラーがユダヤ人だった
という秘密をめぐる漫画、アドロフに告ぐ
も最高ですよね。
高田馬場に虫プロあるので、
馬場は好きな場所の
ひとつです。