人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いいたいことは少しある

seiyaku.exblog.jp
ブログトップ
2007年 05月 30日

音楽

Ryan Adams Everybody Knows
Two

Interpol Heinrich Maneuver





音楽_a0067135_17272596.jpg

音楽_a0067135_17314489.jpg


多分、
間違いなくそうだと思うけど

中学生のような不安定な時期の
男の子や女の子の相当数は(もしくは、ある一定数は)
通学中や自宅で
真剣に音楽を
聴いていると思う。

それは新潮文庫を
一生懸命読んで何かを掴もうとするのと同じで
音楽の歌詞とメロディを
何度も聴いて
何かを掴もうとする。

音楽の力で
いらいらする気持ちをなだめたり
向きあわなければいけない重荷について折り合いをつけたりしているのだと思う。

つまり
音楽を切実に必要とする年齢には
どんな時代だろうと
必要とされる音楽は
存在する。




よく、冴えない時代として
90年代が
引き合いになるけれども
それは総括が大局ですよね。

90年代に
切実な思いを抱いた若者には、
反芻するように聴きこまれた音楽が
90年代にも
間違いなくあるわけですから。

文化不毛の

失われた時代

という90年代の総括は
ちょっと大雑把な感じだと思います。






まさに今の年代、
2007年は
どう表現すればよいのだろう。

90年代の次は
00年代なんだろうか。

10年を区切りに
何かを考える方法は
80年代~90年代にかけて
消えうせたのだろうか。





だれかのiPodを拾うとしますでしょう。
そこには
たくさんの思いが
詰まっているんだろうなと
思うわけです。
だから
再生するのは
ためらいませんか?


遠くに旅だった娘の
プレイヤーを
親が再生するとする。

娘の思いが
重なりながら
音楽が流れる。

それは
親にとって
とても
つらくせつないだろうなあと
思う。
相当きついですよね。

ね、
そー考えると
音楽は
音楽以外の何かを伝えるから


手紙


とか


日記


とかと
同じ仲間のような気がする。





相変わらず散漫な文章で
すいません!

by kouji_kotani | 2007-05-30 16:38 | Comments(0)


<< Dolores O'R...      The Decemberists >>