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いいたいことは少しある

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2007年 07月 01日

Luan Parle

Goodbye

Luan Parle_a0067135_815761.jpg









もう1年以上前に神戸にいった。
結婚式に参列するためだ。

挙式は神戸北野サッスーン邸。
ハウスブライダル。


前日、僕は徹夜だったので
帰宅してシャワーをあびて
礼服にきがえ
そのまま東京駅に向かった。

朝早い新幹線のなかで
寝ようと思った。

結構寝たような
半分新聞読んでいたような。

僕は神戸にいったことがなかったので
かってなイメージがあったのだけど
実際に見た神戸は
とても小さなまちのような気がした。






神戸に到着して
まず異人館を見たいとおもった。

港の見下ろせる高台に向かった。
坂をあがっていく途中
異人館はあった。
すごく観光地化していてがっかりした。

小さな公園があって
同僚が
スピーチの練習をしていた。

なにやってんの!きみ!きみ!

みたいな感じで。

ええっ!

みたいな反応で。

にこにこしながら
ふたりで喫茶店にいき
時間をつぶした。

オープンテラスとはいえないけど
扉がおおきく開かれていて
風がぬけた。

猫がようすをうかがってきた。

路地に面して
ひらかれているお店。

平日の静かな午前中(結婚式は金曜日に行われたのでした)。

時間をもてあそぶ猫。

なんかだか よかった!

猫を見て
神戸のよさが
わかった気がした。

ひろく海外をうけいれた歴史。





結婚式の途中
九州在住の先輩から
携帯電話が鳴った。


席をたって
ブライダルハウスの
バックヤードに行った。

椅子とかスタンドとかが積んである
納戸みたいな部屋で
電話をかけた。
防諜みたい。
湿った部屋で
パーティ会場をぬけて
電話する。
ヒッチコックの映画みたいだわ、と思った。

むにゃ、むにゃやで!聞いてる?むにゃ、むにゃ!

先輩からの話にびっくりした。
すごいビジネスチャンスだった。

電話を切ったあと、そのことの意味を考えた。
容易に理解できた。

勝てる!

と思った。

たなぼたみたいだが

これは勝てる

と思った。

仕事で苦戦していたので
ひとつ、ひかりがさした
みたいな感じだった。











その先輩からの話は
うまくものにすることができなかった。
6月のビジネスチャンスはかたちにならなかった。

ふりかえれば
踏み込みがたりなかった。

パズルを組み立てるのでなく
パズルを配布したディラー に
足を運ぶべきだった。

このゲームの意味するところは
なにですか?
ということだ。



7月7日たなばたに
別な大きな話がきた。
僕は、そこに奔走していた
という言い訳もある。










ふりかえってみると
九州の先輩からいただいた話を
勝てていればと思う。


痛切に思っていることは
むかしの失敗は
よくよく覚えておくほうがよい

と今、これ書きながら
すごく思っている。

負けるにはパターンがある

と思う。

これはものにしたい
思う仕事には
ツボになる局面があって
そのときは
迷うことなく
詰めるべきである。

足をはこぶべきである。

足を使う。

本当に足を使う。
自分の目で見る。
自分の耳で聞く。



ということだ。

by kouji_kotani | 2007-07-01 08:03 | Comments(0)


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