例えば、花巻温泉に行ったとする。
温泉街には、花巻温泉や大沢温泉やその他いくつかの温泉がある。
それぞれの温泉は、競合関係にある。
でも、よく考えてみると
温泉群は、花巻の温泉の底力、力強さ、ポテンシャルに寄与している。
つまり、競合でありながら補完している。
高速道路のサービスエリア、例えば談合坂。
そば、フランクフルト、フライドチキン、串焼き、たこ焼き・・・
おのおのの出店は、客を奪いあい、競合している。
同時に、絶対にたこ焼き、という、信念の客ばかりでない。
たこ焼きを食べようかなあぐらいな感じの客は、ひとだかりのする出店を見ると
待つくらいなら、ほかでもいいか、
と思うわけである。
フランクフルトなどを買うわけである。
また、お財布は、何かを買うと、ゆるくなるから、
たこ焼きを買い、さらに、もうひと品、ふた品買うことだってある。ね。
競合と補完。
なんです。
面白いでしょう!面白くない?僕は面白いと思った。
以上、昨日、
ひとから聞いた話です。
今朝の新聞で、
複合した商品とモジュール化した商品
という、商品の切り口を読んだ。
それも面白かったわ!
商品研究が進と、商品のパーツは、モジュール・規格化していく。
部品の集合が商品になる。
モジュールは、コストパフォーマンスにもつながるし
モジュールの組み合わせによっては
新しい製品を産むことにもなる。
そんな話です。
そんな感じよ。木曜日ね。