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2011年 02月 11日

手品

手品は、60年代のロックバンドにはるか及ばす人気はなかったし
現代のFacebookにはるか及ばす人気はない。過去も今も、マイナーな存在であり続けてきた。

無用の用とは、いいえて妙で、手品は無用の用なんだと思う。無用だからポピューラではないのだ。

けれども、何かのきっかけの場繋ぎで、手品ひとつ、披露されると、皆、おおっ!という。おおっ!と手品に魅せられる。

おおっ!は、すぐに消えてなくなる東京の雪のようだ。
おおっ!という手品の賞嘆と魅力は、
手品披露の数時間あとには消えてなくなる。

手品は無用の用の王様みたいなものだ。

手品師は手品のタネを覚える。覚えながら、やがて、タネを考えるようになる。覚えると考えるのふたつが絡み合うと、手品に深見が増す。発酵する。

覚えると考える、それに、、実践する。

三要素がからみあうと手品はどんどん深見をます。そう思う。




無用の用ということを、一番気がついているのは、手品師だと思える。

トランプや黒の敷布や、手剣を片付けながら、無用の用ということの不思議さに気がついているのは手品師ではないのかな。
無用の用こそ、盲点の極み、手品のタネなのかもしれない。

by kouji_kotani | 2011-02-11 14:01 | Comments(0)


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