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いいたいことは少しある

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2016年 03月 06日

マンガ


このところマンガを読んだり
マンガについて考えたり
しています。

たいへん面白い
マンガを読んだのが
きっかけなのですが
浦沢直樹さんの
漫勉を
たいへん愉しみに
観ているせいも
あります。


セカンドシーズンが
始まり
録画していた
萩尾望都さんの回を
観ました。

余計な会話がなく
萩尾望都さんが
ひたすら作画する
様が収録されていました。

バクマンについての
長い対談を
ユーチューブで
観たのも
ずいぶんと
刺激を受けました。

マンガを描くということは
ずっとずっと
仕事を続ける
ということだと
思った。

毎日毎日
仕事をする。

もちろん
少しの休憩や
少しの睡眠は
あるのだろうけども
ワークライフバランスなどとは
無縁な生活で
ひたすらネームを描き
下書きを描き
ペンを入れ
ホワイトを入れ
スクリーントーンを貼る。

読者を喜ばせる
という目的が
マンガを描く原動力
なんだろうけども
それだけでは
こんなに
労力を注ぎ
あらゆる事を
なおざりにして
がりがり
ペンを動かす
作業は出来ない。

ミケランジェロが
目が見えなくなっても
イエスが亡くなったマリアの
哀しみをテーマに
彫刻をつくったように
マンガ家の創作意欲も
尋常じゃない気がする。

すべてを犠牲に
すべてを捧げて
紙に向かっている
ような気がしてならない。

そう考えると
マンガの創作は
アスリートの禁欲生活に
近いような気がする。

結局
世界に通用するというのは
尋常じゃない努力の先に
あり得る。

そんな感じがします。

by kouji_kotani | 2016-03-06 21:27 | Comments(0)


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