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おやすみの日は
自転車に乗って
テニスとか
ゴルフの打ちっ放しとか
たまにプールとかで
カラダを動かすことが多い。
着替えや道具をcareer
に入れて
careerを肩で背負って
自転車で移動をする。
夏日のような
今日は
移動するだけで
汗だくになった。
線路沿いの道や
大きな公道の傍や
踏切のまえを
自転車で移動すると
陽光でカゲロウが
立つかのようだった。
太陽のひかりに輝く
白いアスファルトを見た。
この光に満ちた白い景色は
変わることのない
夏の景色だと思う。
お昼過ぎに
用事があったので
午前中の
テニスを終えて
わりかしとスピードを
あげながら
戻っていた。
ところが
巡査中の自転車に乗った
警察官に遭遇した。
何度か追い抜こうと思ったが
自転車追い抜きで
捕獲、指導、罰金とか
あるのかもと
思うと
追い抜けず
警察官の真後ろを
ゆっくりと自転車で
進むしかなかった。
自転車の徐行運転で
警察官の自転車のスピードは
あり得ないほどに
遅かった。
ゆっくり徐行しながら
周りを見渡し
巡視するのが
警察官の目的なのは
わかるが
それにしても遅い
と思った。
真夏日のお昼時
ゆっくりと自転車で進む
走行の様は
奥の細道を歩む
松尾芭蕉のように
物思いに耽っている
ようにも思えた。
極端にゆっくりな
スピードは
ソール・ライターのように
シャッターチャンスを狙う
写真家のようでもあるとも
思った。
二股の道で
警察官と別れ
僕は競輪選手のような気持ちで
ペダルを回して
帰路を急いだ。