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いいたいことは少しある

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2019年 03月 21日

常に自分を守れということ

Amazon primes videoで

映画を観る機会が増えました。




16年前に封切られた

クリントン・イーストウッドの

ミリオンダラー・ベイビーを観ました。




監督・製作・主演クリント・イーストウッド。

第77回アカデミー賞作品賞受賞作品。

PG-12指定作品。

ボクシング映画。




観終わった後とてもせつなくなる映画。

観終わっても長くせつない気持ちが

途切れない作品。

いまもずきんずきんしています。




作品の中で

『常に自分を守れ』という言葉が

何回か出てきます。




自分を攻撃してくる外敵は

途切れることはないし

片時もなく現れてくるから

気を抜くなという意味です。




残酷な後半の展開。




自分を守れず

揺るがすような

残酷な

仕打ちに

撃ち砕かれる。

暗転する後半。




映画の中程に

ロードサイドの食堂で

レモンケーキを食べるシーンがある。




海に浮かぶブイのように

かすかな救済を得ることのできる

僅かな時

それがロードサイドの食堂で

レモンケーキを食べる時だ。




僅かな救済と

圧倒な外敵。




外敵、嗚咽の類、反則、罪、悪意、残酷

休みのない日々と

僅かな救済。




そのふたつが

交錯する映画。




そんな作品を春分の日に観ました。



by kouji_kotani | 2019-03-21 21:39 | Comments(0)


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