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いいたいことは少しある

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2007年 03月 24日

Patti Austin

Ultimate Collection

パティ・オースティン


天才とはパティ・オースティンのためにある言葉だ。
彼女が3歳の時に“ブルースの女王”ダイナ・ワシントンに連れられ、アポロ・シアターのステージで歌ったことは誰もが知る伝説である。それをきっかけに、子供パフォーマーとしてサミー・デイヴィス・Jr.のTV番組に出演。話題を呼び、9歳の時には御大クインシー・ジョーンズのヨーロッパ・ツアーに参加することに。他にもハリー・ベラフォンテ、ロバータ・フラック、ビリー・ジョエル、ブルース・ブラザーズ……など、その経歴に関わる人物を読み上げれば、彼女がタダモノでないことが瞭然と分かるだろう。特にクインシーには可愛がられ、彼の秘蔵っ子とまで言われた。
70年代以降、スタジオ・シンガーとして売れに売れまくった彼女は、76年に『エンド・オブ・ア・レインボー』で待望のデビュー。その後、クインシーの主宰レーベル<QWEST>に専属アーティスト第1号として移籍。特に『デイライトの香り』(81年)は絶頂期の彼による全面プロデュースで、オースティンのベスト・アルバムといっていい完成度だ。89年には名門<GRP>に迎えられ、彼女は人気/実力/経歴ともに不動の地位を築き上げたのである。
パワー、テクニックそしてスケールの大きさ……そのどれを取っても非の打ちどころがないオースティン。ふくよかな体から発せられる、包み込むような歌声を聴かずして、ブラック・コンテンポラリーを語れはしない
listen.jpより




Patti Austin_a0067135_1414125.jpg

by kouji_kotani | 2007-03-24 14:14 | Comments(0)


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