昨日、大阪の喫茶店に入った。
蒸し暑いので
喫茶店の空調がうれしかった。
喫茶店のおばちゃんは
考古学の権威である小林達雄教授もしくはイラストレーターの和田誠さんに
似ていた。黄色のエプロンをしていた。
アイスコーヒーをオーダーするつもりだった。ポップで『氷アイスココア』を見つけた。
アイスココア下さい。
僕もアイスココア。
アイスココア2つ、ね。
僕と同僚はアイスココアが気になり、アイスココアを頼んだわけです。
ありません
おばちゃんは、キッパリ言った。
ありませんって、この、これを・・
氷アイスココアやね
うわあ~と思った。
アイスココアと氷アイスココアは同じ
だと思うのだが
おばちゃんは
類推を拒み、ニュアンスを組むことを拒み
正確な商品名を要求する。
つまり、
FIGHTINGスピリッツ剥き出しな感じなんですね。
厭世的な、頑な大阪のおばちゃんなわけ。
ココアを凍らした氷が入ったグラスと
ミルクが入ったグラスの
2つが出た。
ミルクに氷ココアを入れようとすると
反対、反対、氷にミルクをかける!
またまた注意を受けた。
そんな感じのおばちゃんです。
ある種のSなのかしら。
不機嫌なおばちゃん。
キライでないです。
寿司職人のようなおばちゃんでした。