最初の印象を思い出してみると、
バニラクリームフラペチーノの第一印象は
ぜんぶ同じ色の白じゃん
だった。
ホイップも本体上部も本体下部も
真っ白じゃん!
だった。
もう、そんなことを思うことは全くないのである。
世界のナベアツ
3の倍数と3のつく数字
に関しては
たいへん!
だった。
今では見るたびに微笑むのに。ね。
はじめて見た時は
3の倍数が近づくたびに
たいへんそ~
熱演~
だった。
世界のナベアツの定義する
アホ
は
甲高い声
視線の定まらない顔
ひたむき
順調
ですよね。
黒澤明の白痴をテレビで見た。
見終わった直後は
失敗作
と思った。
テンポ良く
ぐいぐいと引き込む魅力に欠く作品だと思った。
見終わって、数週間たつと
白痴を演じた
森雅之さんの儚さが思い出されて仕方ない。
例えば、朝、歯磨きをしながら
森雅之さんの白い、か弱い姿を
いとおしく思い出す。
言うまでもなく
白痴=イエス=森雅之
なのです。
こんなに後味が残る作品は
さすが世界の黒澤監督、名作だわと思い直さざるをえないのである。
舞台は札幌なのです。
雪の降るシーンがたくさんあります。
森雅之さんの、白い顔を、演出するに、
雪はサブリミナルな感じで効いているわけです。
かみさまはいとおしく
そんな感じ。