小説は300ページ前後で
短編小説は数十ページ前後で
ヒトを描きます。
限られた言葉でヒトがくっきり浮かび上がる。
セリフや心理描写や心象風景や言葉のもつリズムや文体が
読むものの想像を刺激し
あたかも現実に知己あるヒトかのように
そのヒトをココロに刻み込む。
で、ブログなんだけれども
同じことが言えるでしょう。
更新する度に提供される言葉の量は限られていて
選択された写真の換気するイメージが付加されて
Bloggerのイメージが出来上がる。
毎日読むうちに、Bloggerの像が出来上がる。
清楚で寂しい感じ
前向きで真摯な感じ
優雅でゆったりした感じ
ひとの良さを感じるお人好しな感じ
もちろんBloggerと当人とは
大きな乖離があるわけです。
檸檬を書いた小説家が
実はこんな顔してたのかよ!
みたいな乖離。
だからブログに於けるBloggerは
何処までいっても
謎が残る。
謎のブログ
それが毎日読みたい動機づけなのかもしれませんね。
いつかは謎が全て解ける日がくるかもしれない。
と思いながらブログにアクセスする。
でも謎は永遠に謎なんだよね。