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2012年 05月 20日

■ロック集中講座【ルシンダ・ウィリアムズ】  過去問09  

次の佐野元春ファンのルシンダ・ウィリアムズについての文章を読んで以下の問いに答えなさい

(出典 カフェ・ボヘミア)




ロック/ポップミュージックが日々の糧になっている人間にとって、
年末年始に聴くアーティストやアルバムというのには、なんかこう特別な感情を抱いたりするものだ。
というわけで、いま私が聴いているのは『Car Wheels on a Gravel Road』、
ルシンダ・ウィリアムスのアルバムです。

ルシンダ・ウィリアムス。日本ではルシンダの「ル」も出てこない有様だが、
本国アメリカではかなりの評価を得ているミュージシャン。
キャリアも20年近い。

エルヴィス・コステロは、
「俺はルシンダをアメリカのシンガーソングライターで、
5本の指に入ると思っている。凄っげえよ」

とベタ褒めしているし、
タイム誌は“america's best songwriter”とまで言い切っている。


何がルシンダの評価をここまで高めているのだろう。
個人的な見解だが、ロックミュージシャンが本来持つべき
「やさくれ感」というか「ささくれ感」が非常に醸し出されているのだ。
一時期のクリッシー・ハインドやパティ・スミスが発散していたであろう、あの感じだ。

Patti Smith
■ロック集中講座【ルシンダ・ウィリアムズ】  過去問09  _a0067135_18373979.jpg

















簡潔に言うならば、「佇まいがロックンロール」。
今、こんなある種“ロックな”ミュージシャンがいるでしょうか?
アメリカやイギリスの男性ミュージシャンでも、
近頃ではなかなかお目にかかることはない。
そんな中で、ルシンダはその存在感が突出している


しかしいま、アメリカは女性SSWが非常に頑張っている。
ルシンダをはじめ、サラ・マクラクラン
/エイミー・マン/リッキー・リー・ジョーンズ・・・。
上辺だけではない、相当の実力を伴ったミュージシャンだ。
そして、こんなアメリカの女性SSWが日本の音楽シーンの不甲斐なさを逆照射しているように感じる。
単純に、ルシンダのような存在感のある女性ミュージシャンがいるか?
そして正当に評価されているか?ということだ。個人的に、答えはノーだと思っている。

百聞は一聴にしかず(?)という訳で、ルシンダのアルバム、是非聴いてみて下さい。
最近の3作=『Car Wheels on a Gravel Road』『Essence』『World Without Tears』は、
とてもクオリティが高いので、まずはここらあたりから聴いてみるのはいかがでしょうか。
ロックな感じがお好みの方は『Car Wheels on a Gravel Road』、オルタナティヴ・カントリーに興味のある方は『Essence』『World Without Tears』がいいかもしれません。


■Passionate Kisses
■Lonely Girls
■Real Love



問1 アメリカの女性SSWが最近頑張っているといわれています。SSWは何の略ですか
   番号で答えなさい。


 1 シンガーソングライター
 2 シーソーレスリング
 3 シークレットサービスワウ

問2 「ルシンダ凄っげえよ」とエルヴィス・コステロはルシンダ・ウィリアムズを評価しています。
  コステロの代表作であるVeronica を鼻歌で歌いなさい。
  
  またコステロで一番好きな楽曲を答えなさい。


問3 ルシンダ・ウィリアムズ、サラ・マクラクランとエイミー・マン、あなたは誰が好きですか?12字以内で  答えなさい。




模範解答

問1 1  
問2 Veronicaの鼻歌(略)
    Everyday I Write The Book (Album: Punch the Clock)

問3 エイミーマンが可憐で好き


■ロック集中講座【ルシンダ・ウィリアムズ】  過去問09  _a0067135_1849894.jpg

by kouji_kotani | 2012-05-20 13:47 | Comments(0)


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