次の佐野元春ファンのルシンダ・ウィリアムズについての文章を読んで以下の問いに答えなさい
(出典 カフェ・ボヘミア)
ロック/ポップミュージックが日々の糧になっている人間にとって、
年末年始に聴くアーティストやアルバムというのには、なんかこう特別な感情を抱いたりするものだ。
というわけで、いま私が聴いているのは『Car Wheels on a Gravel Road』、
ルシンダ・ウィリアムスのアルバムです。
ルシンダ・ウィリアムス。日本ではルシンダの「ル」も出てこない有様だが、
本国アメリカではかなりの評価を得ているミュージシャン。
キャリアも20年近い。
エルヴィス・コステロは、
「俺はルシンダをアメリカのシンガーソングライターで、
5本の指に入ると思っている。凄っげえよ」
とベタ褒めしているし、
タイム誌は“america's best songwriter”とまで言い切っている。
何がルシンダの評価をここまで高めているのだろう。
個人的な見解だが、ロックミュージシャンが本来持つべき
「やさくれ感」というか「ささくれ感」が非常に醸し出されているのだ。
一時期のクリッシー・ハインドやパティ・スミスが発散していたであろう、あの感じだ。
Patti Smith
簡潔に言うならば、「佇まいがロックンロール」。
今、こんなある種“ロックな”ミュージシャンがいるでしょうか?
アメリカやイギリスの男性ミュージシャンでも、
近頃ではなかなかお目にかかることはない。
そんな中で、ルシンダはその存在感が突出している。
しかしいま、アメリカは女性SSWが非常に頑張っている。
ルシンダをはじめ、サラ・マクラクラン
/エイミー・マン/リッキー・リー・ジョーンズ・・・。
上辺だけではない、相当の実力を伴ったミュージシャンだ。
そして、こんなアメリカの女性SSWが日本の音楽シーンの不甲斐なさを逆照射しているように感じる。
単純に、ルシンダのような存在感のある女性ミュージシャンがいるか?
そして正当に評価されているか?ということだ。個人的に、答えはノーだと思っている。
百聞は一聴にしかず(?)という訳で、ルシンダのアルバム、是非聴いてみて下さい。
最近の3作=『Car Wheels on a Gravel Road』『Essence』『World Without Tears』は、
とてもクオリティが高いので、まずはここらあたりから聴いてみるのはいかがでしょうか。
ロックな感じがお好みの方は『Car Wheels on a Gravel Road』、オルタナティヴ・カントリーに興味のある方は『Essence』『World Without Tears』がいいかもしれません。
■Passionate Kisses
■Lonely Girls
■Real Love
問1 アメリカの女性SSWが最近頑張っているといわれています。SSWは何の略ですか
番号で答えなさい。
1 シンガーソングライター
2 シーソーレスリング
3 シークレットサービスワウ
問2 「ルシンダ凄っげえよ」とエルヴィス・コステロはルシンダ・ウィリアムズを評価しています。
コステロの代表作であるVeronica を鼻歌で歌いなさい。
またコステロで一番好きな楽曲を答えなさい。
問3 ルシンダ・ウィリアムズ、サラ・マクラクランとエイミー・マン、あなたは誰が好きですか?12字以内で 答えなさい。
模範解答
問1 1
問2 Veronicaの鼻歌(略)
Everyday I Write The Book (Album: Punch the Clock)
問3 エイミーマンが可憐で好き