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2016年 11月 28日

ここにあるものとないもの


レオン・ラッセルが亡くなった。

日曜日の夕方から始まる
ピーター・バラカンのラジオ番組が
僕はとてもお気に入りなのだが
昨日のオンエアでは
レオン・ラッセルの曲を
数曲流していた。

レオン・ラッセルと言えば
A Song For You が
一番ポピュラーな曲
ですよね。

A Song For You を
今の今
あらためて聴くと
こころの奥というか
芯というか
幹というか
そんな部分が
ゆさゆさ揺れる感じがした。

この曲が発表されたのは
もう46年前。

発表された1970年は
遥かな彼方に過ぎたにも関わらず
レオン・ラッセルの熱唱は
変わらず残っている。

音楽の普遍性というか
耐久性というか
エバーグリーンな部分を
感じるから
じんときてしまうのだと思った。

遥か彼方の時間という
ここにないものと
熱唱とピアノの音色という
ここにいまだにあるものと
その両方が混在する時
ひとはじんとしてしまうのかも
しれない。

ここにあるものと
ここにないものの
ふたつが重なると
こころの芯はゆさゆさ揺れる。
そんな感じがする。

留守番も同じ構造のような
気がする。

留守番している間は
無人という
ここにないものと
やがて戻ってくるであろう確信という
ここにあるものと
ふたつが混在すると
切ない気持ちになるでしょう。

待ちぼうけだとか
下校の帰り道だとか
夕方時、黄昏時とか
会いたい人に会えない時とか
追憶とか
記憶とか
思い出とか
全て
ここにあるものと
ここにないものの
ふたつが混在するから
切なくなるのでは
ないかしら。

そんなことを考えながら
レオン・ラッセルを聴いています。


by kouji_kotani | 2016-11-28 20:26 | Comments(0)
2016年 11月 22日

効率と想像力

 
iPhoneの純正品イヤホンの
結線が切れたので
使えなくなった。

僕はapple musicの
ヘビーユーザーだったりするので
(今はサム&デイヴなどを聴きながら
これを書いてます)
新しくイヤホンを購入したいのだが
買いそびれていて
自宅にあったイヤホンを
騙し騙し使っている。

音質が悪いのだけれども
まあいいかあ
と思いながら
使っていたら

音漏れしてるよ

と注意を受けた。

すいません

人から注意やら警告を受けて
はたと
音漏れに気がつく。

そういうことは
いかんことだけれども
よくあると思う。

言い間違い
臭い絡み
話し方
綴り方
マナー
などなど。

村上春樹さんの
職業としての小説家を
読了した。

このエッセイからも
いろいろな気づきやら
注意やら警告を受けた
気がする。

村上春樹さんは
作家の想像力について
言及するのだが
想像力の反対、対極にあるのは
効率
だと述べている。

僕の普段は
効率、効率、効率と
言い続けて
奔走していたりするので
それって
想像力のある生活から
遠い日々を送っているんだと
思った。

村上春樹さんは
効率と想像力の両方を
兼ね備えることを
バランスが良いと
表現している。

そして
バランスの良い人は
人を教育し
人を育てて
いくことができる。

そんなことが
書いてあります。

効率と想像力、それに
バランス。
痛いところをついてくるなあという
名著です。

お時間ある時などに是非。


by kouji_kotani | 2016-11-22 21:52 | Comments(0)
2016年 11月 16日

弦楽四重奏と埴生の宿


弦楽四重奏は
ファーストヴァイオリンと
セカンドヴァイオリンと
ヴィオラと
チェロによって構成される。

弦楽四重奏のライブを見ると
当たり前であるが
4人なんだと思う。

ビートルズが4人であるのと同じく
弦楽四重奏のカルテットも
4人で演奏が行われる。

ステージの椅子に座り
音楽を奏でる4人。

弦楽四重奏という言葉の
イメージよりも
ポーションが小さいというか
たったの4人なんだ
思ってしまう。

それはなんといえばよいのか
見慣れたセザンヌの絵画の
原画を見る機会があると
号数が小さいなあと
思う時がある。

実際はこんな大きさなんだと
思い知る。

それに似て
弦楽四重奏の4人は
本当に4人なんだと
サイズの小ささを
思い知る。

弦楽四重奏の
埴生の宿を
聴く機会があった。

埴生の宿を聴くと
小学生の頃の音楽室を
思い出す。

コンパクトな4人による
埴生の宿。

遠い記憶を喚起し
そして
紅葉のように
鮮やかで
センチメンタルな
埴生の宿。

とても気持ち良く
埴生の宿を聴いた。

by kouji_kotani | 2016-11-16 23:49 | Comments(0)
2016年 11月 09日

展示図録


企画展の展示図録は
国立国会図書館に
収蔵されていない
という話を聞いた。

僕の理解の間違いが
あるかもしれないが
企画展の展示図録は
書物ではなくて
図書館に収蔵されるべき
対象ではない
ということなのだと理解した。

その事の
善し悪しはさておき
展示図録は
装丁がしっかりしていないもの
が多いらしい。

海外から作品を借りて
借りてきたものを
まとめたものが展示図録だから
出展作品が最後の最後まで
確定しない中で
展示図録はバタバタ
発刊することになってしまう。

短時間で発刊するためには
短時間で発刊する製本の
仕立てになる。

今から50年前の
展示図録は
背表紙の糊付けから
ページがはずれて
クリアファイルに
ページを挟んだような
状態になってしまう
ものが少なくないらしい。

1960年代に東京で
どんな洋画がきて
どんな企画展が開催され
その企画展の作品の全体を
図録で確認する事は
なかなか困難な
ことになるわけだ。

海外から作品を借りてくる
という事によって成り立つ文化と
コレクションを公開する文化とでは
いろんな違いがでてくる
という事だと教えていただいた。

以上はかなり聞きかじりです。
お許しを。

by kouji_kotani | 2016-11-09 07:53 | Comments(0)